ホーム > 高歌哄笑 > 平成十五年春号「東京の国公立大学空手同大会は道場大会?!」

高歌哄笑-古賀武夫エッセー-


平成十五年春号「東京の国公立大学空手同大会は道場大会?!」

東京の国公立大学空手道大会は道場大会?!
―感動感動大感動―

御存知でしょうか、東京地区国公立大学空手道部のメンバーを!

古賀英語道場、空手道場出身者がズラリ並んでいるのです!

東大駒場の主将は松尾大輔、東京外語大副主将吉村洋祐、一橋大学主将米村弘子、そして、筑波大に水田有紀。

五月九日、EU(欧州連合)協会全国総会とシューマンデー(ヨーロッパの日)祝賀会出席の為久しぶりに東京に行き、夜、EU、そしてヨーロッパ各国大使館、日本政府代表が集まった明治記念館でのレセプション出席の役目を果たし、一路古賀道場OB,OGの待つ新宿歌舞伎町へ。

新宿で松尾大輔に迎えに来てもらうと、何たる偶然、目の前で久保田偉史(ネバダ州立大学留学予定)とばったり遭遇!

吉岡康子(獨協大)、福田詠子(成蹊大)、古賀由将(慶大)、梅山ひろみ(東京理科大?)の四人は来られなかったようですが、会場には、米村弘子、水田有紀のほか、すでに一時間以上も前から、中溝大介(駒沢大)、北原香菜子(早大)、北島節弥(日大)、江?賢(文化服装学院)、平林健一(充電中)、嬉野綾香(慶應高校)の総勢九名が集まり、にぎやかに焼肉で盛り上がっていました。

いろんな話を聞いてみると、今は空手をやっていないという六人も含め、みんな道場のことを本当によく考えてくれていました。

現在舞踏を勉強しているという北原香菜子いわく、「英語道場は、英語の勉強じゃなくて火をもらうところ。道場は心の中の火ですよね、ほんと、いつも忘れたことなかですよ。いつも心の中で燃えていて、そしてまたいつかぱっと炎になって表に燃えて出るんですよね。」

米村弘子「うん、うん。」

嬉野綾香「わあ、あたしも英語の授業受けとけば良かった。」

そして、話が空手のことに及ぶと、

北原、嬉野、北島、江?「うわあ、またしとうなってきた!」

中溝「おいはせん。今は、興味なかもん。はっきり言うとく。」

みんな、めいめい、好き勝手なことを楽しく言っておりました。

最後には、古賀道場東京支部開設の話まで、現実味を帯びて語られました。

そして、翌十日、東京地区国公立大学空手道大会。わが古賀道場出身の大学生が、一堂に会するのです!

夜は、佐賀での映画「人間の翼」感謝の集いに戻らねばならないため、午前中だけですが、万難を排し、応援に馳せ参じました。

会場の一橋大学如水プラザに着くと、いました、いました!松尾大輔、吉村洋祐、米村弘子、そして応援に来た永田慕史(一橋大)。

わたしは外語大のOBですから、当然外語大の現役、監督他OBもよく知っています。外語大も新入生が男女ともたくさん入り、驚くことに、総勢二十名ほどになっていました。

つまり、わたしから言えば、この会場は知り合いだらけ!

もう少しで、道場大会と錯覚するほどでした。

今年は、東京外語は男女ともまあまあ強いと言うことでしたが、さて、その外語大の結果は、団体形優勝!(準優勝東大)。女子団体組手準優勝!(優勝東大)。男子団体組手準優勝!(優勝一ツ橋)。個人形では、吉村洋祐惜しくも四位、松尾大輔は五位か? 個人組手は無く、団体組手では、一回戦、松尾大輔は勝ったものの(4-2)、東大は一ツ橋に惜敗(2-3)、吉村洋祐は相手に一ポイントも取らせずに全試合ストレートで完勝するも、外語大は、決勝戦で一ツ橋に惜敗(2-3)、米村弘子は一勝一敗でした。

私は、勿論、道場OBOG三人の大活躍に超ウヒャウヒャでした!

こうなれば、次は、八月の和道流全国大会で、山下翔一(広島大)、道場の現役も含め、小学生から高校、一般まで個人、団体で入賞を狙います。

道場はバラ色、私は大感動です!

そして、佐賀に戻るや否や、バスセンターからはがくれ荘へ。映画「人間の翼」最後の感謝の集いでした。

五十八年前のこの日、翌朝の出撃を前に第五筑波隊西田高光隊長、石丸進一以下九名の隊員の心中は、果たしてどのようなものだったのでしょう。

映画「人間の翼」最後の感謝の集い、古川康知事、令夫人こさと様、井本勇前知事他すべての皆様、本当にありがとうございました。感謝感謝、感動と涙の素晴らしい会でした。ご協力をいただきました皆様に厚く厚く心よりお礼を申し上げます。

平成十五年五月十一日 故石丸進一氏の命日に
すべての戦没者のご冥福を祈り
本当に平和で幸せな世の中を作っていくことを誓って

古賀武夫

追伸
また、九日の東京同窓会では、地球市民の会東京前会長の古川康さんの佐賀県知事当選就任に伴う地球市民の会東京の運営についても話が及びました。

関西では、樋口七菜(立命館大)が地球市民の会関西の仕事を手伝ってくれると言ってくれていますし、それ以外でも福川英代(立命館大)、深町あゆ(池坊短大)、中島清香(京都精華大)、熊谷淳(関西大)など。

東北関東では、梅山広勝(東北大)、江口学(千葉大)、野口博行(慶大)、小原由記子(武蔵野女子大)、小原由花子(慶大)、宮原亨宗(横浜国立大)他。

佐賀県以外の九州では、森永愛(福岡女学院大)、鶴昌太(福大)、江?有里子(同)、池内優気(九大)、角田光妙(同)、川上雅史(同)、荒木毅(西南大)、津留?かおり(沖縄)、中原隆雅(福岡で充電中)、植木剛(同)、古賀慈猛(同)、水木勝(同)、など。

海外では梅崎かほり(駐ボリビア日本大使館)、三重野祐介(佐大/青年海外協力隊ルーマニア)、今泉佳那子(広島女子大/中国)、小野康子さん(青年海外協力隊パキスタン)、青柳達也(米国)、保利一誠(同)他。

これら道場OBOGの若者の気合と可能性には、大きな期待を感じています。

(他にもた~くさんおられます。上記以外の方の消息をご存知の方は、ぜひ、道場までお知らせください。)