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高歌哄笑-古賀武夫エッセー-


平成十六年1月号「何と人に恵まれていることか!」

何と人に恵まれていることか!

あけましておめでとうございます。年賀状を下さった皆さん、ありがとうございます。実は、私、今年は(去年から)まだ、一枚も年賀状を書いていないのです。ごめんなさい。もうじき書けると思いますので、どうぞお許しください。

さて、十二月二十七日、佐賀県立美術館ホールでの第二十四回英語劇祭、そして、その中のメインイベント、英語ミュージカル、「オズの魔法使い」!
生徒は、もちろん良くがんばりました。そして、御父母、先生、スタッフのみなさん、本当にご苦労様でした、皆さんのおかげですばらしい公演とその後の打ち上げを兼ねた忘年会となりました。心から感謝申し上げます。

本当に年末年始、いろんなことがあり、たくさんの方々との出会い、再会がありました。

年末、大晦日には、ミャンマーから急遽帰国した平野喜幸氏(地球市民の会評議員)、世界一のシェアを誇る産業用ロボットメーカー(株)FANACの名誉会長秘書課長で今年から中国FANAC(北京)の副社長に栄転の山崎みね子さん(佐賀西高講師時代の教え子)も訪ねてくれました。
スタッフとしては新しく、主として春、夏の海外研修旅行(ホームステイツアー)を担当する馬郡有子さん(前地球市民の会事務局)とリズ先生(前NOVAヘッドティーチャー、空手道場生)の二名が新年早々着任、更に強力な布陣となりました。

恒例の一月二日の道場の新年会を兼ねた同窓会(毎年、飲み物食べ物は持ち込み、会費ゼロ、特に毎年案内状等は出していません)、久しぶりに会う顔ぶれとしては、二年間の駐ボリビア日本大使勤務から帰国した梅崎かほりさん(慶應大学大学院修士二年)、昨年青山学院大学を卒業した社会人一年生今泉裕美さん(大阪在住、高校時代一年間アメリカ留学)、JNSAメンバーとして全国中学英語弁論大会高円宮杯の企画運営に当たる福田詠子さん(成蹊大三年)、世界で一つしかない琵琶サークルの部員として、琵琶の演奏と舞踏の公演に忙しい北原香菜子さん(早稲田大学三年、空手も初段)、今春空手部主将就任が決定し、地球市民の会東京の副会長も務める松尾大輔君(東大二年)などが駆けつけてくれました。松尾大輔君は、五日の空手初稽古とその後のぜんざい会にも参加、大勢のちびっこに囲まれながら小学校以来のもち好きを遺憾なく発揮しました。

年末にはミスターSAGA古川康さん、ミュージカルの演出家平尾洋美さん始め沢山の空手道場入門があり、六日のGenkeesの稽古始めには、立派な仕事をなさっている不惑を越えた皆さんが多数デビューを果たされました。中でも、佐賀県立総合看護学院院長副田峯子先生(地球市民の会理事)には、来年還暦と言う節目に当道場をお選びいただき感謝しております。

そして、今日八日、去年まで、東京で全日本女子バスケットボールのコーチを務めていた中島正信氏(私の中高の一年後輩)が、久留米工業大学女子バスケットボール部監督就任が決まり久しぶりで来訪、夕方の空手の稽古には、吉村洋祐君(東京外国語大学空手部主将、アラビア語学科、地球市民の会東京事務局次長)が突如現れました。というのも、洋祐は今年成人式、そのための帰郷でしたが、遅くまで高校生を指導してくれました。

本当に、私たちは、人に恵まれているとつくづく感謝申し上げます。小学校から通っていた生徒がもう成人、社会人として立派に活躍しています。また新たに素晴らしい方々が集われ、更に人間性を高め、すばらしい世の中を作るためお力をお貸し頂いております。

世間では、不況だとか、アフガニスタン、イラクの問題、イランの地震、さまざまな問題を抱えていますが、古賀道場に集う者、「地球平和道場」の名に恥じぬよう、皆様と共に大いに笑い、明るく楽しく元気よく、世のため人のため頑張って参りたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(平成十六年一月八日 古賀武夫)